国交省、貸切バス事業者への監査を集中実施…訪日観光客急増で

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国土交通省は、インバウンド貸切バス事業者に対する監査を集中的に実施すると発表した。

今年の訪日外国人旅行者数は既に昨年1年間の実績を超えており、通年で過去最高を記録、政府は「成長戦略」で訪日外国人旅行者「2000万人時代」の備えを進め、その早期実現を目指すことを掲げる。

こうした中、貸切バスは、旅行者の移動の足として重要な役割を担っており、これを支えるための安全・安心な運行の確保が必要。

今後の多客期に向けて安全・安心な運行に向けて引き締めを図るため、国交省では「年末年始の輸送等に関する安全総点検」の開始日12月10日をキックオフとして、インバウンド貸切バス事業者をターゲットとした集中監査を実施するよう、各地方運輸局に対して指示する。集中監査期間は2016年2月10日まで。

主にインバウンド一般貸切旅客自動車運送事業者に対して臨店監査と街頭監査を実施する。重点監査項目として運転者の乗務時間など、過労運転防止に関する状況や、適正運賃・料金収受に関する状況、点呼の実施と運行指示に関する状況について実施する。

監査は無通告で実施する。期間中に実施した監査件数などの監査結果は、集計がまとまり次第公表する。

《レスポンス編集部》

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