VW グループ、ランボルギーニ か ベントレー を売却か

自動車 ビジネス 企業動向
ランボルギーニ ウラカン LP580-2
ランボルギーニ ウラカン LP580-2 全 3 枚 拡大写真
排ガス不正問題を受けて、財務状況が悪化しているフォルクスワーゲングループ。同社が、傘下の高級車ブランドを売却する可能性が出てきた。

これは12月4日、『ロイター』が報じたもの。同メディアが独自ソースから得た情報として、「フォルクスワーゲングループが巨額の借入金を返済できなければ、傘下のベントレーかランボルギーニを手放す可能性がある」と伝えている。

フォルクスワーゲングループに関しては、排ガス不正問題を受けて、大規模なリコール(回収・無償修理)を予定。さらに、各国当局から巨額の罰金が科せられる可能性もある。また、米国を中心に、フォルクスワーゲングループに対する集団訴訟も相次いでいる。

財務状況が悪化しているフォルクスワーゲングループ。同メディアによると、同社は最近、銀行13行から総額200億ユーロ(約2兆6000億円)を借入れ。期限の1年後に返済できなければ、ランボルギーニかベントレーを売却する可能性があるという。

ブランドの買収によって、グループを拡大してきたフォルクスワーゲン。その成長戦略が、排ガス不正という一大スキャンダルによって、大きな転機を迎えているようだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  5. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る