道路横断の歩行者ひき逃げ、現場に戻ってきた男を逮捕

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3日午後7時15分ごろ、奈良県斑鳩町内の県道で、徒歩で道路を横断していた2人に対し、交差進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。2人は重軽傷を負ったが、クルマは逃走。警察は後に現場へ戻ってきた32歳の男を逮捕している。

奈良県警・西和署によると、現場は斑鳩町法隆寺南1丁目付近で片側1車線の直線区間。68歳の女性と6歳の女児は徒歩で道路を横断していたところ、交差進行してきた軽乗用車にはねられた。

この事故で女児が左足を骨折する重傷、女性も転倒した際に打撲などの軽傷を負ったが、クルマはそのまま逃走したため、警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、事故から約30分後に戻ってきた大和郡山市内に在住する32歳の男が事故への関与を認めたことから、翌4日に自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)と道路交通法(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

現場の交差点には横断歩道が設置されているものの、2人は道路反対側の飲食店に向かうため、若干離れた場所を横断していたものとみられる。聴取に対して男は「怖くなって逃げたが、逃げ切れないと悟って戻ってきた」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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