【SEMAショー15】1451馬力…米国製スーパーカー、ヴェノムGT に2016年型

自動車 ニューモデル モーターショー
ヘネシー ヴェノムGT の2016年型
ヘネシー ヴェノムGT の2016年型 全 3 枚 拡大写真

米国のヘネシー・パフォーマンス・エンジニアリング社は11月、米国ラスベガスで開催されたSEMAショー15において、『ヴェノムGT』の2016年モデルを初公開した。

ヴェノムGTは、英国ロータスカーズの『エリーゼ』をベースにしたスーパーカー。そのミッドシップには、シボレー『コルベット』の「ZR-1」用のLS9型6.2リットルV型8気筒ガソリンエンジンをベースに、ツインターボ化したユニットを搭載。最大出力1030ps、最大トルク134.4kgmを引き出し、0-100km/h加速2.9秒、最高速418km/hという世界最高峰の性能を実現した。その後、排気量が7.0リットルに拡大され、最大出力1244hp、最大トルク159.7kgmを獲得していた。

2014年2月、ヴェノムGTが米国フロリダ州のNASAケネディ宇宙センターの滑走路(全長5km)において、最高速計測を実施。435.31km/hという驚異的な最高速を記録した。これは、規定によりギネス記録とはならなかったが、ブガッティ『ヴェイロン』が2010年に打ち立てた431.072km/hを、4.2km/h上回るもの。

SEMAショー15では、ヴェノムGTの2016年モデルが初公開。7.0リットルV型8気筒ツインターボは、ブーストアップにより、最大出力が1451hp/7200rpmへ引き上げられた。従来比で、207hpの強化にあたる。

車両重量は1244kg。動力性能は、0-96km/h加速が2.4秒、最高速が450km/hオーバーと驚異的。同社のジョン・ヘネシー社長は、「ヴェノムが引き続き、ロードカーで世界最速かつ最高のパフォーマンスを備え、最もエキサイティングなハイパーカーであることを目指した」と自信を示している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. バイクの構造と運動をやさしく解説、初心者から復帰組まで対応
  5. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る