【KTM RC250 試乗】ライバル凌ぐ本格装備でスポーツライディングを気軽に…青木タカオ

モーターサイクル 新型車
KTM RC250
KTM RC250 全 22 枚 拡大写真

スーパースポーツルックで見た目からは前傾姿勢が厳しそうだと思いきや、ハンドルが高い位置にセットされ、長い時間乗っても疲れない。単気筒エンジンがゆえに微振動を感じるが、このアップライトなライディングポジションならツーリングもそつなくこなしそうだ。

【画像全22枚】

シートも前後サスも硬めで、カッチリとした車体は走り出した途端にスポーティな走りを予感させる。水冷単気筒エンジンは低回転域から力強く、高回転まで一気に伸びていくから気持ちがいい。常用回転域では扱いやすく、ストップ&ゴーを繰り返す街乗りもワインディングも、もたつくことなくキビキビ走る。

ハンドリングはシャープで、コーナリングではスパンと車体が寝ていくが、神経質な部分はなく、スポーツライディングを気軽に楽しめる。走りを学ぶための入門用に、あるいは上級者が遊び尽くすのにも最適だろう。

250クラスはライバルも多く激戦区となっているが、ラジアルマウントキャリパーやWP製の前後サス、スリッパークラッチの装備など、セールスポイントが多いのも魅力。

エンジン、足まわり、車体のバランスが良く、いずれにも物足りなさはなく、レブリミッターが効くまで使いきれるという乗りこなしている感覚、そして1クラス上の装備がRC250の最大の魅力だ。

■5つ星評価
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★★
コンフォート:★★★
足着き:★★★
オススメ度:★★★★

青木タカオ|モーターサイクルジャーナリスト
バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。国内外のモーターサイクルカルチャーに精通しており、取材経験はアメリカやヨーロッパはもちろん、アフリカや東南アジアにまで及ぶ。自らのMXレース活動や豊富な海外ツーリングで得たノウハウをもとに、独自の視点でオートバイを解説。現在多くのバイク専門誌、一般誌、WEB媒体で活動中。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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