【BMW 7シリーズ 試乗】大きさ感じさせない軽快なドライビング…諸星陽一

試乗記 輸入車
BMW 740i
BMW 740i 全 17 枚 拡大写真

BMWのフラッグシップサルーンとして確固たる地位を築いている『7シリーズ』がフルモデルチェンジ。試乗する機会を得た。

【画像全17枚】

現行モデルはじつに6代目。7シリーズとしての初代の登場が1977年なので40年近くの歴史を誇るモデル。メルセデスベンツの『Sクラス』と比較されることが多いが、メルセデスに比べてオーナーが自らハンドルを握ることが多い傾向にある。

搭載されるエンジンは直列6気筒の3リットルターボ。最高出力は326馬力で8速のATが組み合わされる。ハイパワーエンジンに多段ギヤという組み合わせだが、スタートはきわめてジェントル。アクセルを踏み込むとスーッと前に発進し、そのままシームレスに加速していく。アクセルをグッと踏み込こんだときのトルクフルな加速もこれまた力強く楽しいものだ。

ハンドリングはシャープで切れがいい。大きな回転半径を持つコーナーではグッと路面をつかみながら力強く横Gを発生しながらコーナーを抜けていく。そしてもっとも驚いたのがタイトなコーナーが連続するようなコーナーでのドライビングが楽しいこと。740iのボディサイズは全長×全幅×全高が5110×1900×1480(mm)と大きいが、タイトなことで知られるワインディングをスイスイと走っていく。見切りのいいボディデザインもあるが、後輪もステアするインテグレイテッド・アクティブ・ステアリングのできのよさがモノを言う。

7シリーズにはACCやレーンキーピングアシストなども装備されるが、今回は高速道路での試乗は行えなかった。また、春には自動運転で駐車を行うシステムも搭載される。それらについては機会を見てまたインプレッションをおとどけしたいと思う。

なお、車両本体価格は1346万円と一般的ではないため、オススメ度については価格を考慮しないものとした。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

諸星陽一|モータージャーナリスト
自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

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