パスコ、動態管理サービスに気象・震度・通行実績情報を実装

自動車 テクノロジー ITS
降雨量情報
降雨量情報 全 5 枚 拡大写真

パスコは、物流業界向けロジスティックス支援サービス「ロジスター」シリーズの1つである動態管理サービス「パスコ ロケーション サービス」に、危機管理情報を実装し、提供を開始した。

パスコ ロケーション サービスは、2005年より同社の空間情報技術を盛り込んだ動態管理クラウドサービスとして提供を開始。スマートフォン、タブレット等のスマートデバイスに加えて、様々な M2M端末、業務用カーナビ等との連携を実装している。

今回、納品遅延の可能性を把握した上で、顧客への影響や自社の損害を予測し、迅速で的確な意思決定を支援するための機能として、道路交通状況、降雨情報、警報/特別警報、地震情報を表示する機能を実装した。

降雨量情報は、現在の降雨状況と6時間先までの予測情報を実装。降雨予測と車両の位置・作業状況を地図上で同時に把握できるため、豪雨・大雪が予測される地域を避けた配送順指示をすることが可能となる。

警報・特別警報情報は、気象庁発表の警報・特別警報の情報を実装。該当地域にいる車両を抽出し一覧表示できるため、状況確認など危機管理情報として利用できる。

地震震度情報は、震度4以上を記録した地域を地図上で確認。警報・特別警報と同様に該当地域にいる車両を抽出し一覧表示できるため、状況確認など危機管理情報として利用できる。

渋滞情報は、プローブデータに基づいて収集された渋滞情報を地図上に表示。車両位置・作業状況を地図上で同時に把握できるので、遅延を事前検知した際における対応策を、より正確に行えるようになる。

通行実績情報は、プローブデータに基づいて収集された通行実績のある道路を地図上に表示。大規模災害時や大雪などの異常気象時における対応策をより正確に行えるようになる。

《纐纈敏也@DAYS》

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