年末年始特別警戒、警視総監に付き添ったハイブリッド探知犬

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特別警戒で巡視する高橋清孝警視総監ら(新宿・歌舞伎町)
特別警戒で巡視する高橋清孝警視総監ら(新宿・歌舞伎町) 全 3 枚 拡大写真

年末年始にトラブルが増加する盛り場などを中心に、警視庁が特別警戒を続けている。すでに20日から開始され新年1月3日まで続く。22日の一斉警戒では1日で2万5000人を動員した。期間中も延べ18万1000人の警察官が警戒にあたる。

22日、新宿区歌舞伎町を巡視した高橋清孝警視総監は「繁華街の環境浄化対策を強力に推進するほか、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向け、盛り場を中心に不法な利益をあげている不良外国人や暴力団などの実態解明と検挙対策を進めるなど、各種犯罪の降圧検挙に努める」と、宣言した。

今年、春以降に特に目立ったのは、時に暴力行為を伴う高額な料金請求の「ぼったくり」事件だ。キャバクラなどに限らず、レンタルルームを使って外国人が外国人を狙うぼったくり行為も摘発された。さらに、危険ドラッグなどの違法薬物を摂取した後の運転や路上での売買なども後を絶たない。

警視庁では毎年年末に警視総監と副総監が2か所に分かれて繁華街の巡視を行っている。今年はこうした犯罪抑止の強力なパートナーとして真黒な犬が警視総監の後に続いた。

2匹のハイブリッド探知犬「ボイド号」雄の12歳と「ブルーム号」雄の4歳だ。ハイブリッドとは「雑種」ではなく、多目的な捜査に対応できるという意味だ。薬物だけでなく銃器の探知もできるように訓練されていた警察犬で、犯罪捜査の新たな戦力となっている。

《中島みなみ》

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