年末年始の暴走族対策、2日まで...警視庁

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2日まで都内各所で暴走族対策の警戒が続く
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警視庁は年末年始の暴走族対策を2日まで続けている。すでに30日からスタートし、交通部参事官以下400人、車両200台の体制で臨む。大晦日から元旦にかけては、国土交通省陸運支局などと合同で、不正改造車両の取締りも強化する。

この警戒を前に警視庁は、暴走族対策訓練を都内世田谷区で実施。その様子を報道陣に公開した。

不正改造を施した多数の暴走族車両を用意。暴走族車両にも警察官が乗り込み、高速道路での集団危険行為を想定。警察官が設定した料金所などに追い込むことによって前後から暴走車両を挟み撃ちにして検挙するという訓練を行った。

暴走族の走行阻止には、空気で膨張させるエアフェンスで通行を遮断し、運転者を道路の両端からも追い詰めた。

共同危険行為などを繰り返す暴走族に対して、同庁交通部の大澤裕之交通部長は「暴走族や一部の旧車会は、都民の生活に迷惑をかけている。一般の方々が平穏に過ごしたという意識が強い年末年始の時期に、暴走族等はそのごく普通の願いを打ち砕く」と非難。警戒にあたる警察官をこう激励した。

「暴走族に対して対決する姿勢、気迫、気概をしっかり持っていただきたい。準備と気構えがあれば、しっかり対処できると信じている」。

暴走族対策室・斎藤友幸室長は「他人に迷惑をかける。他の交通の非常な妨害になっている。走ったら検挙する」と、意気込む。暴走族の都内の活動は沈静化する方向だが、小規模なグループで警戒を逃れ、首都圏各地に分散して暴走行為を続けているという。

《中島みなみ》

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