米国新車販売、5.7%増の1747万台…6年連続で増加 2015年

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トヨタ カムリ(米国仕様)
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民間調査会社のオートデータ社は1月5日、2015年の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は1747万0499台。前年比は5.7%増と、6年連続で前年実績を上回った。

米国ビッグ3では、首位のGMが308万2366台を販売。前年比は5%増だった。シボレーブランドの主力中型セダン、『マリブ』が、3.4%増の19万4854台と回復。主力大型ピックアップトラックの『シルバラード』は、13.4%増の60万0544台と、引き続き2桁の伸び。

2位のフォードモーターは、260万3082台を販売。前年比は5.3%増と、プラスに転じた。主力中型セダンの『フュージョン』が、2.2%減の30万0170台と後退。主力SUVの『エスケープ』は、0.1%増の30万6492台を売り上げた。ベストセラー大型ピックアップトラックの『Fシリーズ』は、新型投入で3.5%増の78万0354台と、増加に転じる。

FCA US(旧クライスラーグループ)は、4位。その販売台数は224万3907台で、前年比は7.3%増。大型ピックアップトラックの『ラム』が、3%増の45万1116台と牽引。クライスラーブランドでは、主力セダンの『200』が、52%増の17万7889台と好調。

日本メーカーのビッグ3では、3位のトヨタが、249万9313台を販売。前年比は5.3%増だった。ベストセラー乗用車の『カムリ』は、0.2%増の42万9355台を販売。『カローラ』は、7%増の36万3332台を売り上げた。『RAV4』は31万5412 台を販売し、前年比は17.8%増と2桁増を保つ。

ホンダは、5位。2015年は158万6551台を売り上げ、前年比は3%増。主力車の中では、『アコード』が35万5557台で、前年比は8.4%減と後退。『CR‐V』は34万5647台を売り上げ、前年比は3.2%増と前年超えを維持。『シビック』は33万5384台で、前年比は2.9%増とプラスに転じた。

6位の日産は、148万4918台を販売。前年比は7.1%増だった。主力の『アルティマ』(日本名:『ティアナ』)が、33万3398台を販売。前年比は0.7%減とマイナスに転じた。『セントラ』は、11%増の20万3509台と、引き続き2桁増。2013年12月にモデルチェンジした主力SUV、『ローグ』は28万7190台を売り上げ、前年比は44.2%増と大きく伸びている。

《森脇稔》

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