無理な踏切進入で特急列車と衝突、乗用車の2人が負傷

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3日午後4時5分ごろ、宮崎県延岡市内にあるJR日豊本線の踏切で、踏切内で立ち往生していた乗用車に対し、通過中の特急列車が衝突する事故が起きた。この事故でクルマに乗っていた2人が打撲などの軽傷を負っている。

宮崎県警・延岡署によると、現場は延岡市大峡町付近にある踏切。警報機と遮断機が設置されている。乗用車は踏切を抜けた先の道路が渋滞していたにもかかわらず、踏切内へ進入。警報機や遮断機が作動した後も踏切内で留まった状態で停止していたところ、直後に通過した下り特急列車(大分発/宮崎空港行き、4両編成)が衝突した。

衝突によってクルマは軌道外に押し出されて中破。64歳の男性と、後部座席のチャイルドシートに着座していた5歳の男児が打撲などの軽傷を負った。列車の乗客乗員約100人にケガはなく、警察はクルマを運転していた同市内に在住する31歳の女性から過失往来危険などの容疑で事情を聞いている。

警察では前方の状況を確認しないまま、漫然と踏切内へ進入したことが事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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