ISID、マツダにMR技術を用いた車両塗装シミュレータを導入

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マツダ ロードスター(参考画像)
マツダ ロードスター(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

電通国際情報サービス(ISID)は1月7日、マツダにMR(複合現実)技術を用いた車両塗装シミュレータを導入したと発表した。

昨今、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)などのビジュアリゼーション技術が様々な産業で活用されているが、自動車のボディ塗装で、ビジュアリゼーション技術を用いた本格的な塗装シミュレータが導入されるのは日本初となる。

マツダのブランドカラー「ソウルレッド」のような特別な発色は、微細な塗膜構造を設計し、それをボディ曲面で実現するために、ロボット塗装やマニュアル塗装を高精度に制御する塗装ラインを構築することで量産化が可能となる。

新システムの「車両塗装シミュレータ」は、キヤノン製のMRシステム「MREAL(エムリアル)」と旭エレクトロニクス製の塗装シミュレーションソフトウエアを採用。技能者の動きやロボット塗装プログラムのデータを、車両部品の3D設計データと連携させることで、実機による塗装評価に匹敵する精緻なシミュレーションを実現し、塗膜が形成される過程をバーチャルな環境で精緻にシミュレーションすることで、塗膜構造の作り込みのさらなる高品質化と短期間化に貢献する。

《纐纈敏也@DAYS》

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