アウディの米国法人、アウディオブアメリカは1月5日、2015年の米国新車販売の結果をまとめた。総販売台数は、初の20万台超えとなる20万2202台。前年比は11.1%増と、6年連続で販売記録を更新した。
最量販車は、SUVの『Q5』。2015年は、前年比22.6%増の5万2006台を販売した。伸び率で最大となったのは、『Q3』。前年実績の3.6倍の1万3229台と躍進する。
一方、『A4』シリーズは2万9013台を売り上げたものの、新型投入を控えて、前年比は14.7%のマイナス。『A5』シリーズも22.2%減の1万2934台、『A6』シリーズも4.6%減の2万2850台と落ち込んだ。
アウディの米国での入門車、『A3』は2015年、前年比61.7%増の3万5984台と好調。最上級SUVの『Q7』も、ガソリン価格下落の効果もあり、2.6%増の1万8995台と堅調だった。
アウディオブアメリカのスコット・キオケオグ社長は、「米国販売の年間20万台超えは、目標を5年前倒しする結果。しかし、ここで休まず、さらなる成長を目指す」とコメントしている。