JAL、空港総合ハンドリング会社を新設…沖縄地区で空港地上支援業務を強化

航空 企業動向
JAL空港地上支援業務を強化(イメージ)
JAL空港地上支援業務を強化(イメージ) 全 2 枚 拡大写真
日本航空(JAL)は、離島含む沖縄地区でサービス向上を図るため、今年7月に空港地上支援業務を担う「空港総合ハンドリング会社」を設立すると発表した。

JALが国内基幹空港に、旅客サービス、航空機誘導・搭載などのグランドハンドリング、機内清掃、貨物郵便、運航支援などの業務を行う空港総合ハンドリング会社を設立するのは初めて。

JALは、離島と那覇空港を結ぶ生活路線の維持安定に尽力するとともに、沖縄県への観光需要の喚起に取り組んできた。最近では、那覇空港における外国航空会社の乗り入れが急増し、今後、離党への旅客需要拡大が見込まれている。

今回、那覇空港でグランドハンドリング業務を担う沖縄エアポートサービスと旅客サービス業務を担うJALスカイ那覇、JALグループが運航する離島5空港(南大東、久米島、宮古、石垣、与那国)で空港地上支援業務のすべてを担うJTAサザンスカイサービスの3社を経営統合し、「空港総合ハンドリング会社」を設立する。

社名や運営体制など、具体的な内容は今後検討する。

JALでは、空港総合ハンドリング会社設立を通じて、離島と那覇空港間における連携強化と沖縄地区全体での一体感の醸成を図り、これまで以上に高品質なサービスの提供を目指す。また、外国航空会社からの地上支援業務の要請に機動的に対応できる空港運営体制も構築する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  4. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  5. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る