【東京オートサロン16】LFA が幕張メッセを疾走…白熱のD1キックオフ

自動車 ニューモデル モーターショー
2016D1キックオフドリフト
2016D1キックオフドリフト 全 18 枚 拡大写真

1月15日から17日に開催された「東京オートサロン2016」の会場内で、恒例のD1車両によるデモラン「D1キックオフドリフト」が開催され、多くの観客で賑わった。

今回は2015年シーズンの上位8人が登場。幕張メッセ屋外会場に設けられた特設コースで今年も迫力ある接近戦のドリフトが展開され、連日ギャラリーは黒山の人だかりとなった。

中でも人気だったのが今村陽一が駆るD1仕様に改造されたレクサス『LFA』。エンジンはNASCAR用のV8エンジンに換装されているが、最大出力は1000馬力級といわれており、ビックパワーとスーパーカーならではの大型なボディから繰り出されるドリフトは迫力満点。今村も観客の声援を受け、相手のマシンにドリフトしながら接触寸前まで迫る走りをみせた。

普段はお台場の特設会場以外はサーキット開催が多く、ファンも離れた位置からしか観ることができないが、ここ幕張メッセの特設コースはギャラリーの距離もシリーズ戦より近く低速コースになるため、接近戦のバトルが見られやすいのも特徴。ギャラリーの中には初めてD1の走りを見るという方も多く、その迫力に興奮している方も多かったようだ。

今年は単独で走ってドリフトの精度を競う「単走」と、2台が同時に走り、より相手のドリフトに接近しながら走れるかを競う「追走」など本番さながらのセッションが行われた。昨年まではデモイベントとしてトーナメントが組まれていたが、今年はリーグ戦のような形で対戦カードが組まれ、最後に誰が1番かっこいいドリフトを決めたかという「今日イチ」をファンの拍手で決めることに。最終日は今村への拍手も多かったが、それを上回ったのが以前から白煙を上げながら大迫力のドリフトをみせることで有名な斎藤太吾が今日イチを獲得した。

注目のシリーズ戦は3月26・27日に東京・お台場の特設コースで開幕。第1戦とエキシビション戦が行われる。

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
  3. ホンダ『プレリュード』新型、インドネシアでは「オールブラック」なプロトタイプを初公開
  4. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  5. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る