近鉄、駅でのカード利用可能範囲を拡大…中国銀聯にも対応

鉄道 企業動向
銀聯カードに対応する大阪上本町駅の営業所(左)と、銀聯カードで購入できる商品の例(右)。1月21日から対応する。
銀聯カードに対応する大阪上本町駅の営業所(左)と、銀聯カードで購入できる商品の例(右)。1月21日から対応する。 全 2 枚 拡大写真

近畿日本鉄道(近鉄)は1月19日、訪日外国人などの利用者の利便性向上を図るため、駅におけるクレジットカードやICカードの利用可能範囲を拡充すると発表した。

まず1月21日から、中国のカードブランド「銀聯」に対応。大阪難波駅や近鉄名古屋駅など12駅の営業所で、特急券や普通乗車券を含む旅行商品の購入時に銀聯カードを利用できるようにする。近鉄は「今後も増加が見込まれる中国からの観光のお客さまに、より手軽に快適にご旅行頂きたい」としている。

駅の自動券売機は2月1日から3月20日にかけて順次、全国相互利用サービスに対応した交通系ICカードで普通乗車券などを購入できるようにする。ただし、PiTaPaはプリペイドでの利用に対応し、ポストペイでは購入できない。

3月16日からは、駅の窓口でクレジットカードが使えるように。特急券や「まわりゃんせ」などの企画乗車券を、VISA・MasterCard・JCB各ブランドのカードで購入できるようにする。定期券・特急券自動発売機と特急券自動発売機では取り扱わない。

《草町義和》

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