日産自動車の米国法人、北米日産が1月11日、デトロイトモーターショー16でワールドプレミアした新型『タイタンXD』の「ウォリアー コンセプト」。同車の公式映像が、ネット上で公開された。
同車は2015年1月、デトロイトモーターショー15で発表された日産の新型フルサイズピックアップトラック、『タイタン XD』がベースのコンセプトカー。オフロードへのチャレンジ精神と、米国のトラック市場に対する日産の期待を表現した。
ボディカラーは、「サンダー」と呼ばれるマット仕上げのガンメタル。オレンジのアクセントを添えた。フロントグリルやヘッドライト、テールランプなどは、市販モデルに対して変更。全高は市販車に対して、およそ70mmアップ。全幅も約150mm拡大し、拡幅されたフェンダー内には、大径のオフロードタイヤと18インチアルミホイールを収めた。
サスペンションは、オフロード走行用にカスタマイズ。フロントとリアのサスペンションは、新たに開発した専用システムを採用することで、耐久性や走行性能を大幅に向上させた。
パワートレインは、タイタンXDと同じディーゼルエンジンを選択。カミンズ製の5.0リットルV型8気筒ターボディーゼルは、最大出力310hp、最大トルク76.7kgmを発生する。
今回、日産は公式サイトを通じて、ウォリアー コンセプトの映像を配信。ワイルド&タフに生まれ変わったタイタンXDの姿を紹介している。