トラックの積荷、橋桁に引っかかり鉄道も混乱

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22日午後3時55分ごろ、京都府京都市東山区内の市道で、走行中の大型トラックに積載されていた積荷がJR東海道本線の橋桁に接触する事故が起きた。人的被害は無かったが、点検のために列車27本が運休している。

京都府警・東山署によると、現場は京都市東山区一橋野本町付近で片側1車線の直線区間。道路はJR東海道本線や東海道新幹線の下を通る構造になっており、橋桁の手前には高さ3.7mの制限バーが設置されているが、通過しようとした大型トラックの荷台に積載されていた積荷が接触。そのまま前進を続けたため、積荷は橋桁に引っかかる状態となった。

トラックを運転していた西京区内に在住する46歳の男性にケガはなく、巻き込まれた他のクルマも無かったが、橋桁が破損しているおそれもあり、JR東海道本線の列車は27本が運休。23本に最大約1時間の遅れが生じ、約1万4000人の足へ影響が出た。引っかかった積荷は重量物で、撤去にも時間を要し、現場付近は約6時間に渡って通行止めとなっている。

聴取に対してトラックを運転していた男性は「ギリギリで通過できると思っていた」などと供述しているようだ。警察では車高を把握していなかったことや、無理な通行が事故につながったものとみて、発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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