【ボルボ XC90 新型】PHVモデル日本初導入…電動化しても7人乗り変わらず

自動車 ニューモデル 新型車
ボルボ XC90 新型発表会
ボルボ XC90 新型発表会 全 8 枚 拡大写真

ボルボ・カー・ジャパンは1月27日、全面改良したフラッグシップSUV『XC90』を発売した。世界初となる2種類の安全技術を標準装備したほか、プラグインハイブリッド(PHV)を初導入したのも特徴。価格は774万~1009万円となっている。

ボルボ・カー・ジャパンの青山健マーケティング部プロダクトマネージャーは同日、都内で開いた発表会で「ハイブリッド化しても7人乗りが可能になっているのは非常にユニークな点」と強調した。

PHVモデルとなる『XC90 T8』は2リットル直列4気筒スーパーチャージャー付き直噴ガソリンターボと電気モーターを組み合わせたシステムで、「フロントにエンジンがあり、リアのドライブアクスルの上にモーターを搭載し、前輪はエンジンで、後輪をモーターで動かす構造になっている」という。

さらに「本来の四輪駆動車であればプロペラシャフトが通る部分にリチウムイオンバッテリーを備える構成になっている。重いバッテリーが車両の中心にあることで車両重量配分が適正化されるほか、ラッジルームも犠牲になっていない。これによりサードシートが置ける」と青山氏は解説。

また「ハイブリッド化に伴ってシフトバイワイヤを採用した。またT8だけに(スウェーデンを代表するクリスタルグラスブランドの)オレフォス製のクリスタルシフトノブが使われている」とも話していた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  3. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  4. 「見れば見るほど味が出てくる」新型日産『リーフ』のエクステリアがSNSで話題に
  5. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る