ボーイングと米空軍、KC-46A第1回給油フライトに成功

航空 企業動向
ボーイングと米空軍、KC-46A第1回給油フライトに成功
ボーイングと米空軍、KC-46A第1回給油フライトに成功 全 1 枚 拡大写真

ボーイングと米空軍は1月24日、KC-46A空中給油・輸送機の第1回給油フライトに成功したと発表した。

KC-46Aテストチームはボーイングフィールド(米ワシントン州シアトル)を離陸後、上空2万フィート(約6100メートル)超まで上昇し、その下を飛行するF-16戦闘機に向けて給油ブームを手動で下ろし、1600ポンド(約730キログラム)を給油した。チームの一人によると、約17メートルあるブームの操作は極めて安定していたとのこと。

KC-46Aはボーイングが米空軍向けに建造している給油飛行機で、人員・物資の輸送も可能。179機の建造を計画するボーイングは今後、別の軍用機への給油フライトを順次実施する予定。

なお、日本の防衛省は昨年10月、航空自衛隊の新たな空中給油・輸送機としてKC-46Aを選定している。

《日下部みずき》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「めっちゃかっけぇ」日産『ティアナ』新型に反響続々! 最新コックピットに15スピーカー付きで約310万円の価格にも注目
  2. 「エスティマ難民」のあなたに? トヨタ『シエナ』2026年モデル発表…11月の新型車記事ベスト5
  3. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…11月掲載のリコール記事ランキング
  4. もっと良くなったはず? 日産『ローグPHEV』は三菱アウトランダーPHEV派生…海外報道
  5. 27万6000km走行の初代ポルシェ『カイエン』、28か国を4か月で走破…耐久性を実証
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る