ANA中期経営計画、アジアの未就航地や中南米にネットワーク拡張

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ANA中期経営戦略
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ANAホールディングスは、2016~2020年度ANAグループ中期経営戦略を策定した。

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グループ収益の柱であるFSC(フルサービスキャリア)国内線事業の収益性を維持しながら、FSC国際線事業、LCC事業、貨物事業を積極的に拡大する。同時に、ノンエア事業の収益性を高め、ボラティリティ耐性を備えた最適な事業ポートフォリオ構築を目指す。

FSC事業では、首都圏空港の再拡張にあわせたデュアルハブ戦略の完成形を目指し、首都圏3バンクモデルを構築、乗り継ぎ利便性の向上を図る。

他キャリアとの共同事業(JV)の深化や、新たなパートナーキャリアとの提携を進め、ネットワークの充実も図る。

FSCとしての高品質なプロダクト&サービスを追求するとともに、首都圏空港の再拡張を成長の機会として最大限活用するため、積極的にネットワーク展開する。既存路線の積極的な増強を継続することに加えて、アジアの未就航地点や中南米などの「ホワイトスポット」にも展開する。

また、これまで充分にカバーできていないリゾートマーケットの取り込みも強化する。需要が旺盛な首都圏=ホノルル路線では、座席あたりのコストをおさえた効率的な生産量拡大と、様々な顧客層にあわせた柔軟なプロダクト展開が可能なエアバスA380型機を新たに3機導入する。

国内線旅客事業では、高需要期における大型機稼働を最大化するとともに、低需要期における小型機稼動最大化の両立化を図る。成長の続くアジアの訪日需要を取り込み、国内線で各地へ送客することで地方創生に貢献する。

「ストレスフリー」な搭乗モデルを徹底追求するとともに、機内Wi-Fi、リアルタイムで最新のニュースやスポーツ中継を無料で閲覧できる「LIVE TV」、新シートなどの充実で、快適な空間の創出を目指す。

中期戦略期間中に初号機の受領を予定する三菱航空機の小型機「MRJ」は、地方路線を中心に活用する。

2020年度末の国内線の生産量(座キロベース)は、2015年度比4%減を計画。

バニラエアによるLCC事業では、日本発プレジャー路線でANAが未就航のリゾートへ進出する。中国大陸/沖縄発着国際線への参入による訪日需要を獲得する。競争力のあるコスト構造の確立と高性能機材の導入を検討する。2020年度末の生産量(座キロベース)は、2015年度比218%増を計画する。

貨物事業では、グループ会社であるANA CargoとOCSの一体運営を加速、成長の基盤となるアジアを面で捉えた物流サービスを展開する。貨物専用機・沖縄ハブなど、航空物流インフラとOCS、提携会社の物流機能を組み合わせ、顧客ニーズに対応した物流サービスを提供する「総合航空物流会社」を目指す。

フレイター事業は、2017年度までに黒字化を達成する計画。旅客機(ベリー)による貨物輸送も含めたコンビネーションキャリアとして2020年度までに取扱重量で世界トップ5を目指す。

2020年度末の生産量(トンキロベース)は、2015年度比38%増を計画する。

2020年度の経営目標は営業収入が2兆1600億円、営業利益が2000億円、ROE9.8%、ROA7.6%を目指す。

《レスポンス編集部》

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