日本特殊陶業が発表した2015年4-12月期(第3四半期)の連結決算は、経常利益が前年同期比1.7%減の521億4300万円だった。
売上高は同11.7%増の2879億1300万円と増収となった。北米や欧州を中心に自動車向けが好調だったのに加え、為替換算の効果もあった。
営業利益は増収などの効果で同11.1%増の517億3700万円と増益となった。四半期純利益は、米国の独占禁止法違反の関係で一部顧客に対する和解金148億3700万円を特別損失に計上したため、同14.1%減の255億7800万円と減益となった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。