JR西日本、山陰線田儀駅の土砂流入で一部運休

鉄道 企業動向

田儀駅(島根県出雲市)の土砂流入についてJR西日本は2月2日、同駅を含む区間の当面の運行計画を発表した。

田儀駅は山陰本線小田~波根間にある駅。単線区間内の駅だが島式ホーム1面2線を持ち、上下列車の行き違いに対応している。1月30日には駅構内に土砂が流入し、2線のうち山側の線路が使用できない状態となった。

発表によると、海側の1線のみ使用して徐行運転を行っているほか、列車の行き違いを行う駅を変更したが、これにより出雲市~益田間で最大40分程度の遅れが出ているという。このため、2月3日から出雲市~大田市間で一部の列車の運転を取りやめ、遅れの低減を図ることにした。

全ての区間で運休するのは、出雲市11時08分発の大田市行きなど普通列車6本。出雲市15時09分発の浜田行きなど普通列車3本は出雲市~大田市間のみ運休する。運休する9本のうち4本はバスによる代行輸送を行う。これ以外の一部の列車も、米子~益田間で運行時刻を変更する。

《草町義和》

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