マツダ、第3四半期営業利益は14%増の1734億円と過去最高

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マツダ CX-3
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マツダが2月4日に発表した2016年3月期の第3四半期累計(4-12月期)連結決算は、日本や北米、中国の販売好調とコスト改善などにより、営業利益は前年同期比14%増の1734億円と、同期では過去最高となった。

グルーバル販売台数は14%増の114万5000台となり、全地域でプラスを確保し、最高を更新した。このうち主力の北米は8%増の34万5000台、日本も15%増の16万3000台と市場低迷が続くなかで大きく伸ばした。営業損益段階のコスト改善効果は268億円にのぼった。純利益は税負担増により6%減の1235億円だった。

通期は、営業利益2300億円(前期比13%増)、純利益1550億円(2%減)の従来予想を据え置いた。営業利益は3期連続の最高更新となる。円ドルの前提レートは1ドル121円。都内で会見した藤本哲也執行役員は「CX-3などの新モデルがグローバルで台数貢献している。為替動向については引き続き慎重に見ていきたい」と述べた。

《池原照雄》

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