シンガポール航空の A350XWB 初号機、初飛行に成功

航空 企業動向
シンガポール航空のA350XWB初号機、初飛行に成功
シンガポール航空のA350XWB初号機、初飛行に成功 全 1 枚 拡大写真

エアバスは2月3日、シンガポール航空のA350-900初号機がフランス南西部で初飛行に成功したと発表した。

シンガポール航空のA350XWB初号機は製造の最終段階にあり、地上での検査、試験飛行を経て、同社への引き渡し準備に入る。A350XWBの特徴は、最新の空気力学を応用した設計、炭素繊維複合材製の胴体・主翼、燃費効率に優れたロールス・ロイス社のトレントXWBエンジン。こうした最新技術により、燃料消費量の25%削減、整備コストの大幅な削減を実現している。

シンガポール航空のA350XWBは、同社の中型ワイドボディ機材の根幹として、主に長距離路線に投入される。同社は67機のA350-900を発注済みで、そのうち7機は超長距離型のA350-900ULR。東南アジアを代表するエアラインは、最大19時間の飛行が可能なA350-900ULRを運航機材として、シンガポール=米国直行便の再開を計画している。

《日下部みずき》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  3. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  4. 「逆輸入車」がアツい!? 報道で米国トヨタ車に脚光、3列SUV『グランドハイランダー』に国内からも熱視線
  5. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る