古野電気、ETC車載器の認証機能を活用した利用車両認識サービスを納入

自動車 ビジネス 企業動向
システムの概念図
システムの概念図 全 2 枚 拡大写真

古野電気は、DSRC路側アンテナをベースとするクラウド型のETC利用車両認識サービス「CaoThrough」(カオ・スルー)が大型ショッピングモール「イオンモール常滑」(愛知県常滑市)で、搬入車両の入退管理システムに採用されたと発表した。

【画像全2枚】

システムでは、「イオンモール常滑」へ来場した顧客の車両と施設店舗への物資搬出入などの業務車両が入退場する出入り口全てに設置される。その上で、システムに事前登録した業務用車両のみハンズフリーで入出庫や搬出入作業を円滑に行うことができるようになり、施設周辺の道路混雑緩和に寄与する。

「CaoThrough」は、シーイーシーとの協業で開発した新サービス。クラウドサーバー型の顧客管理システムと、高速道路の通行などで全国に広く普及しているETC車載器の車両認証機能を活用した車両のハンズフリー入退場をパッケージ化して提供するソリューションサービス。古野電気では、公共施設や商業施設を問わず、幅広い利用を目指している。

同システムを導入したイオンモールと豊田通商は、駐車場での様々なサービス利用を見込んだ実証実験を行うことで、更なる利便性向上に向けた検討を行う。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【BMW 120d 新型試乗】BMWのディーゼルが凄いことになっている!…中村孝仁
  2. 日野自動車・人事異動 2026年4月1日付
  3. トヨタ、新型スポーツカーを予告…12月5日ワールドプレミアへ
  4. 「カッコいいじゃん」内外装を大幅アップデート! ホンダ『パイロット』改良新型に高評価の声続々
  5. 「めっちゃかっけぇ」日産『ティアナ』新型に反響続々! 最新コックピットに15スピーカー付きで約310万円の価格にも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る