銚子電鉄、デハ1001の引退記念列車を運行…2月27・28日

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2月に引退するデハ1001。昨年引退したデハ1002とともに銚子電鉄にやってきた元営団地下鉄(現・東京地下鉄)丸の内線の車両だった。
2月に引退するデハ1001。昨年引退したデハ1002とともに銚子電鉄にやってきた元営団地下鉄(現・東京地下鉄)丸の内線の車両だった。 全 1 枚 拡大写真

銚子電気鉄道は、3000形の導入により引退するデハ1000形1001号を記念した「おつかれさまデハ1001イベント」を2月27・28日に開催する。開催時間は両日とも10時から16時30分まで。

デハ1001は、帝都高速度交通営団(営団地下鉄、現在の東京地下鉄)丸ノ内線方南町支線で使われていた2000形2046号で、銚子電鉄には1994年に入線した。入線に際しては、2033号の運転台を流用して両運転台化。一時は、ゲーム「桃太郎電鉄」のラッピング車両となったことがあったが、現在は営団地下鉄銀座線カラーに変更されている。同時に入線したデハ1002は昨年1月に引退している。

イベントではおつかれさま運転として銚子9時49分発から銚子15時08分着まで銚子~外川間を運行。ヘッドマークも付けられるが、デザインは27日と28日で異なる。28日には銚子15時08分着後に運転士への花束贈呈を行う。また、仲ノ町車庫では、両日とも15時30分から16時30分までデハ1001とデハ1002を並べて展示する。こちらは入場券(150円)が必要。

このほか10時から15時までOTS犬吠埼温泉犬吠駅前広場で記念乗車券やグッズを発売。2月24~29日11~21時には、外川駅東側のレストラン「GARE」石蔵ギャラリーでデハ1001の引退記念写真展を開催する。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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