メルセデス GLS、米工場で生産開始…GL クラスが大幅改良

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米国アラバマ州タスカルーサ工場で生産が始まったメルセデスGLS
米国アラバマ州タスカルーサ工場で生産が始まったメルセデスGLS 全 2 枚 拡大写真

ドイツの高級車、メルセデスベンツは2月11日、米国アラバマ州タスカルーサ工場において、『GLS』の生産を開始した。

GLSは2015年11月、米国で開催されたロサンゼルスモーターショー15で初公開。GLSはメルセデスベンツの大型SUV、『GLクラス』の大幅改良車。メルセデスベンツは2015年から順次、新たなネーミング手法を導入中。大きく変わるのは、SUVの呼び方。すでに、『Mクラス』が『GLE』に、『GLKクラス』が『GLC』に変わった。そしてGLクラスが大幅改良を機に、車名をGLSに変更している。

この呼び方は、メルセデスベンツのサルーン系の中核車種、『Sクラス』、『Eクラス』、『Cクラス』に準じたもの。SUVは頭の「GL」を共通ワードとし、最後の文字で車格を表す。GLSは、Sクラスの車格を備えたSUVを意味する。

GLSのボディサイズは、全長5130×全幅1934×全高1850mm、ホイールベース3075mmと堂々の大きさ。フロントマスクは、GLクラスからグリルやヘッドランプを変更し、最新メルセデスの表情に一新された。LEDテールランプやアルミホイールも新デザイン。

室内は、3本スポークのステアリングホイールや、ダッシュボードのセンターコンソールが新しい。ナビゲーションなどの情報を表示する8インチの新型モニターも装備された。従来通り、3列シートを備える。

2月11日、米国アラバマ州タスカルーサ工場において、GLSの量産第一号車がラインオフ。同工場のジェイソン・ホフ工場長は、「タスカルーサでは、『GLE』と『GLEクーペ』も生産。メルセデスベンツのグローバル生産ネットワークにおけるSUVの中核拠点」と述べている。

《森脇稔》

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