メルセデスのブランド体験施設「NEXTDOOR」に込められた意味とは

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メルセデスベンツコネクションNEXTDOOR
メルセデスベンツコネクションNEXTDOOR 全 8 枚 拡大写真

メルセデス・ベンツ日本が開設したブランド体験施設、“メルセデスベンツコネクションNEXTDOOR”。このネーミングには2つの意味が込められているという。

その意味について、同社代表取締役社長兼CEOの上野金太郎氏は次のように説明する。「ひとつはメルセデスベンツコネクション内で展開しているカフェ&レストラン、UPSTAIRSとDOWNSTAIRSという既存のコンテンツと、隣接するイベント型のブランド体験施設NEXTDOORとの連動性」。もうひとつは、「メルセデス、そしてユーザーにとっても次の時代の扉を開く次世代、次のステージを見据えたブランドを体験してもらえるような施設にしたいという思いが込められている」という。

NEXTDOORは、屋外のイベントスペースと、コンテナハウスを利用したゲストラウンジで構成されている。メルセデス・ベンツ日本は、2016年をSUVイヤーと位置付けていることから、NEXTDOOR第1弾として“SUVエクスペリエンス”を期間限定で 2月11日から5月初旬まで開催する。

SUVエクスペリエンスはイベントスペースにおいて、凸凹した岩場を再現したバランスモーグル、岩山をイメージしたクロスヒル、そして最高地点約9m、最大傾斜角約45度のマウンテンクライムの三つのアトラクションが用意され、専任のドライバーによる同乗走行が可能だ。上野氏は、「都内でこのような体験が無料でできるのはここだけだ。一般道をドライブしている限りではありえない、非日常的なプログラムなのでぜひ試してほしい」とコメント。このアトラクションへはオンライン予約も可能である。

また、コンテナハウスのゲストラウンジではイベントごとのテーマに合わせた食事、飲み物が用意される。今回のSUVエクスペリエンス開催時には、「SUVの世界観をイメージし、ココット鍋を使った料理をリーズナブルな価格で楽しんでもらえるほか、SUVエクスペリエンスの限定アイテムの展示、販売もする」とし、ベストカスタマーエクスペリエンス、最高のお客様体験の場であることを強調した。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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