【大阪オートメッセ16】「ギリギリの勝負だった」千代勝正、バサースト12時間を振り返る

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日産ブースでの松田次生、千代勝正によるトークショー
日産ブースでの松田次生、千代勝正によるトークショー 全 7 枚 拡大写真
インテックス大阪で開催された「大阪オートメッセ2016」の日産ブースで、昨年日産『GT-R』を駆って活躍した松田次生、千代勝正がトークショーに登場。千代は先日行われたバサースト12時間レースについて振り返った。

今回、日産ブースでは2日間にわたってドライバートークショーを開催。13日は昨年SUPER GT(GT500クラス)でチャンピオンを勝ち取った松田次生と、昨年のブランパン耐久シリーズチャンピオンでSUPER GT(GT300 )ではチームチャンピオンに貢献した千代勝正が登場。昨シーズン、日産GT-Rとともに活躍した1年を振り返った。

激戦のGT500で2連覇を成し遂げた松田は「2014年はGT-Rが有利な感じはありましたが、15年はライバルたちもどんどん開発を進めてきて、特に中盤戦は本当に苦労しました。やっとチャンピオン取れたという感じでした。でも第2戦で圧勝して、今年もいけるかなと安易に考えていたら中盤で大苦戦。でも第7戦オートポリスで勝てたことがターニングポイントになって最終戦で逆転できました」と振り返った。またマシンだけでなくタイヤメーカー同士のバトルも激しいGT500クラス。コンディションによる有利不利の違いなども集まったファンに分かりやすく説明していた。

一方、昨年は日産『GT-R NISMO GT3』で大成功を収めた千代。個人的にはGT300のチームタイトルも大きかったというが、これまで経験が少ないヨーロッパを主戦場にしたブランパンでチャンピオンになれたことの方が印象に残っているとのこと。「個人としてはヨーロッパはコースも知らないし、コミュニケーションも日本ほど簡単にはいかない。だから僕にとってはブランパンを勝つほうがハードルが高かったです」と語った。

そして話題は先日、大激戦を演じたバサースト12時間レースへ。混戦の中でトップを快走していたが、最後のピットインでマクラーレン『650S』に逆転を許してしまう。それでも1号車の日産『GT-R』を駆る千代は猛烈な勢いで追い上げるが、わずか1.2秒届かず2位でチェッカー。改めてレースを振り返った千代は、終盤戦の状況をこのように振り返った。

「今回も荒れたレースになり9回もセーフティカーが出ました。最後1時間半ぐらいのところでセーフティカーが入ったんですが、その時にマクラーレンはギャンブルに出てピットインして給油を行ったんですね。僕たち(GT-R)は、この残り時間だと燃費的にギリギリ保たないんじゃないかということで、コースに留まりました。僕たちがグリーンの状態でピットインしたためマクラーレンに逆転されてしまいました。もう1回セーフティーが入れば追いつけたのですが、今回は運が味方してくれなかったです。最終ラップはマクラーレン側もガス欠のような感じだったので、本当にギリギリの勝負でした」とコメント。

それでも出来ることを全て出し尽くしたという様子で話しており、ここから始まる2016年シーズンに向けてさらに気合いを入れていた。

まだシーズンオフということと、2人とも大阪でトークショーを行う機会があまりないこともあり、日産ブースは多くのファンで埋め尽くされ、約30分に渡るトークショーも、興味津々に聞き入っているという様子だった。

《吉田 知弘》

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