メルセデスベンツのNEXTDOOR、「クルマ展示なしもOK?」な情報発信地に

自動車 ビジネス 企業動向
メルセデスベンツNEXTDOOR
メルセデスベンツNEXTDOOR 全 8 枚 拡大写真

メルセデス・ベンツ日本は、東京六本木にあるメルセデスベンツコネクション隣接スペースに、メルセデスベンツコネクションNEXTDOORを開設。その第1弾としてSUVをメインに体験できるSUVエクスペリエンスを開催する。

「メルセデスベンツコネクションを開設し、今年で5年。改めてもっと深くメルセデスベンツを知ってもらうためにはどうしたらいいかという議論を社内でしていた」とは、同社カスタマー・エクスペリエンス部メルセデス・ベンツコネクションマネージャーの小口泰史さんの弁。「そこで、より深い体験をしてもらえる施設を開設しようということがきっかけだ」という。

その第1弾はSUVエクスペリエンス(2月11日から5月初旬まで)で、本格的なオフロードコースを体験できるアトラクションが用意されている。「メルセデスベンツのSUVを形だけではなく、オフロードの性能も併せ持っていることを実感してもらうため」と小口さん。また、「クルマはひとつのツール。それを使って人生を豊かにしてもらいたいという思いがあるので、アウトドア教室などのイベントもこの期間中の週末に開催する予定だ」と述べる。そして、「あくまでもクルマを使って、アウトドアの実際の生活を楽しんでもらいたい。そのツールがメルセデスであれば我々にとってこれ以上の喜びはない」という。

メルセデスベンツは安全性に力を入れているのは承知の事実だが、「疲れないことも安全のひとつだ」と小口さん。「人間は疲れるとミスをする。メルセデスベンツは疲れにくいクルマに仕上がっているので、遊びに行くときにも最適だ。運転で疲れてしまって遊べないということがメルセデスベンツであれば最小限にできるからだ」と話す。そこで、「その意味でも(メルセデスベンツで)人生を楽しんでもらえると考えている」とした。

NEXTDOORの今後の展開について小口さんは現在検討中としながらも、「今年は10車種導入が予定されているので、それに合わせたものを考えている。生活を楽しむことを通じて、クルマというものを再認識してもらえることを仕掛けていきたい」とし、「もしかしたらクルマが全くなくこの会場を使うこともあり得る。ただ、そういったことを通じて、メルセデスベンツを知ってもらうことを仕掛けていく」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
  3. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  4. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  5. “空気圧が減る理由”を徹底解説! 今日から始める賢いタイヤ管理術~Weeklyメンテナンス~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る