SUBARU車の全モデルが予防安全性能評価最高ランクに…事故低減にアイサイトが貢献

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2015年度予防安全性能アセスメント(JNCAP)で最高ランクの「先進安全車プラス(ASV+)」を獲得したフォレスター
2015年度予防安全性能アセスメント(JNCAP)で最高ランクの「先進安全車プラス(ASV+)」を獲得したフォレスター 全 8 枚 拡大写真

SUBARUは、運転支援システム「アイサイト」を搭載する『フォレスター』が2015年度予防安全性能アセスメント(JNCAP)で最高ランクの「先進安全車プラス(ASV+)」を獲得したことを受け、「アイサイトを搭載する全ての車種が最高ランクASV+になった」と発表した。

国土交通省と自動車事故対策機構(NASVA)によるこの2015年度JNCAPは、2014年度までの衝突被害軽減制動制御装置(AEBS)と車線逸脱警報装置(LDWS)に加え、ドライバーが直接確認することが難しい後方視界の情報を車内モニターに映し出す後方視界情報提供装置、「バックビューモニター」の各装置を評価するというもの。フォレスターは、この評価で満点(46点)の「ASV+」を得た。

これにより同社の現行車種すべてがASV+獲得モデルとなり、「2015年に販売されたSUBARU車のうち、アイサイト搭載車の比率が8割を超えた」という。アイサイトを核とした予防安全性能の高さが、多くのユーザーに支持されたかたちだ。

2006年からSUBARU車に搭載され始めたアイサイトは、ドライバーの“2つめの目”として機能する先進の運転支援システム(ぶつからない技術)。ルームミラー部分に取り付けられたステレオカメラ(2つのカメラ)によって車両前方の状況を検知することで、プリクラッシュブレーキや全車速追従機能付クルーズコントロール、アクティブレーンキープ、AT誤発進(後進)抑制制御などを実現した。2015年度には、運転支援システム初となるグッドデザイン賞にも選ばれた。

SUBARU車の高い安全性能を支えるこのアイサイトは、事故件数低減にも貢献しているという。同社は、交通事故総合分析センター(ITARDA)のデータをもとに、2010~2014年度に日本国内で販売されたSUBARU車のうち、アイサイト(ver.2)搭載可能モデル(アイサイト搭載車24万6139台、非搭載車4万8085台)の人身事故件数をその発生状況毎に分類して調査を実施。

その結果、アイサイト搭載車は、非搭載車に比べ、「車両同士の追突事故」で約8割、「対歩行者事故」で約5割、調査対象全体では約6割も減少したことが判明(ともに1万台当たり件数)。こうしたデータについて同社は「SUBARU全車種が予防安全性能アセスメント(JNCAP)の最高ランクASV+を獲得できたという、高い評価を裏付けるもの」と伝えた。

こうしたSUBARUの安全への姿勢やアイサイトの仕組みを、父と娘の語らいのなかにとけ込ませた動画「New SUBARU SAFETY アイサイト 見守る父篇」(出演:中田絢千、歌:小田和正)が、YouTubeのSUBARU公式チャンネル「SUBARU On-Tube」に公開されている。「クルマは、人生を乗せるものだから。」というメッセージは、走りの性能と同時にSUBARUが長年培ってきた安全技術への自負と、「世の中の交通事故をゼロにしたい」というエンジニアの強い想い、そのものだと言える。

http://www.subaru.jp/safety/

《レスポンス編集部》

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