【F1】テスト3日目、ヒュルケンベルグがトップ…フェラーリ、ホンダにトラブル

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テスト3日目はヒュルケンベルグがトップ
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スペインのカタロニア・サーキットで行なわれているF1プレシーズンテストは24日、3日目のセッションを迎え、ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)がトップタイムを記録した。

3日目もドライコンディションで行われたが、朝からトラブルを抱えるマシンが続出。中でも2日連続でトップタイムを記録していたフェラーリは、朝から燃料系のトラブルに見舞われガレージでの作業を強いられる。今日からキミ・ライコネンがステアリングを握る予定だったが長時間ピットで待機することに。お昼前にようやくコースインを果たすが、午前は4周のみでノータイムだった。しかし午後から少しずつ周回数を伸ばし、78周を走破した。

また午後には、ここまで大きなトラブルもなく順調にきていたマクラーレン・ホンダにトラブルが発生。3日目担当のジェンソン・バトンが白煙を上げてストップ。原因は油圧系トラブルで明日の走行に支障はないとのことだが、午後セッションはわずか6周のみ。トータル51周で1分26秒919と11番手タイムに終わってしまった。この他にも、朝からコース上でストップするマシンが相次ぎ、幾度となくセッションが中断された。

今年初のF1テストとなったヒュルケンベルグは朝からペースを上げて走り込み、午前の段階で1分25秒286でトップタイム。午後になるとスーパーソフトタイヤを履いての走行でさらにタイムを上げ、1分23秒110を記録。この日のベストタイムとなった。

2番手には今季から新規参戦するハースのロマン・グロージャン。この日はテストプログラムの関係かライバルチームのタイムが伸びなかったため1分25秒874のベストタイムで2番手となったが、1レース分を超える82周を走破。チームにとって初のレースとなる来月の開幕戦に向けて着々と準備を進めている。3番手にはライコネン(1分25秒977)が入った。

2016 F1第1回バルセロナ合同テスト 3日目総合結果
1.ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)1分23秒110[99周]
2.ロマン・グロージャン(ハース)1分25秒874[82周]
3.キミ・ライコネン(フェラーリ)1分25秒977[78周]
4.ケビン・マグヌッセン(ルノー)1分26秒014[111周]
5.ニコ・ロズベルグ(メルセデス)1分26秒084[74周]
6.カルロス・サインツJr(トロ・ロッソ)1分26秒239[161周]
7.フェリペ・ナスル(ザウバー)1分26秒392[115周]
8.ルイス・ハミルトン(メルセデス)1分26秒421[88周]
9.ダニール・クビアト(レッドブル)1分26秒297[74周]
10.フェリペ・マッサ(ウイリアムズ)1分26秒712[109周]
11.ジェンソン・バトン(マクラーレン)1分26秒919[51周]
12.リオ・ハリアント(マノー)1分28秒249[78周]

《吉田 知弘》

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