叡山電鉄、ICカード導入は3月16日…PiTaPa割引やICOCA連絡定期も

鉄道 企業動向
叡山電鉄のICカード導入は3月16日に決まった。写真は叡山本線の元田中駅。
叡山電鉄のICカード導入は3月16日に決まった。写真は叡山本線の元田中駅。 全 3 枚 拡大写真

叡山電鉄は2月25日、ICカードの導入日を3月16日に決めたと発表した。全国相互利用サービスやICOCA連絡定期券に対応するほか、PiTaPa割引サービスも導入する。

発表によると、対応カードは全国相互利用に対応した交通系ICカード10種類。PiTaPaやICOCA、Suicaなどで叡山電鉄の鉄道路線を利用できるようになる。

このうちPiTaPaは、1カ月間の利用金額に応じて自動的に割引される「利用額割引」を、3月利用分より適用。大人の場合、1501円から1650円までの利用分が100%引き、1651円以上の利用分は10%引きになる。ただし、2017年3月まではキャンペーン期間とし、1501~1800円の利用分が100%引き、1801円以上の利用分が20%引きになる。事前の登録は不要だ。

また、事前に登録した駅間の運賃が割引になる「叡山電車 登録型割引」も、4月利用分から導入される。登録区間の1カ月定期運賃を上限とし、実際の利用額が上限額を上回った場合は上限額で請求される。こちらも2017年3月まではキャンペーン期間とし、上限額は3カ月定期運賃の3分の1になる。

このほか、3月16日から大津線を除く京阪電鉄で発売される「京阪・叡電ICOCA連絡定期券」も利用できるようになる。ただし、叡山電鉄では京阪・叡電ICOCA連絡定期券を発売しない。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. リアシートのない新型『ランドクルーザー250』発売!? 英国トヨタ工場で改造される“特別仕様”とは
  4. 幻のV12スーパーカーが100周年で復活か? SNSでは「クライスラーのイメージも変わる」と期待も
  5. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る