吹雪による視界悪化が原因か、約1km区間で25台関係の多重衝突

自動車 社会 社会

24日午前11時45分ごろ、北海道北広島市内の道央自動車道下り線で車両16台が関係する多重衝突事故が発生した。吹雪による視界の悪化が事故を拡大させたとみられ、別の場所でも9台が関係する事故が発生し、合計で6人が負傷している。

北海道警・高速隊によると、現場は北広島市大曲末広付近で片側2車線の直線区間。事故当時は吹雪で視界が非常に悪い状態だったが、スリップした車両に後続車が突っ込むなどして16台が関係する多重衝突に発展。約1km離れた場所でも9台が関係する多重衝突が発生している。

16台が関係した現場では5人が打撲などの軽傷。9台が関係した現場では1人が軽傷を負い、いずれも近くの病院へ収容されている。この事故の影響で一時は約200台の車両が足止めされるなどして、一般道を含めて周辺の交通が長時間に渡って混乱。札幌市内から新千歳空港に向かうバスは終日運休になるなど、空路の利用客にも影響が出ている。

現場の路面は圧雪アイスバーン状態で非常に滑りやすかった。警察では事故の当事者から事情を聞き、発生に至った経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  2. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  3. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  4. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  5. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る