三菱みなとみらい技術館、実物大MRJ部品など展示…航空宇宙ゾーンをリニューアル

航空 企業動向

三菱みなとみらい技術館は、航空宇宙分野の先進技術を紹介する「航空宇宙ゾーン」をリニューアルし、2月28日にオープンした。

初飛行に成功した国産初のジェット旅客機「MRJ」(三菱リージョナルジェット)の機首・前胴部と主翼(一部)・エンジン部を実物大で再現する。航空機やロケット開発など、「空への夢」から生まれた技術について体験展示などを通じ仕組みや歴史などを説明。

新しい航空宇宙ゾーンの展示テーマは「かつて見上げた憧れの空から、その高みの先にある宇宙を目指して!」。中心展示となるMRJの実物大模型では、機首・前胴部の外観と内部を紹介する。客室内には実物の座席を設置し、実際の座り心地を味わえるようにした。コックピットでは実物そっくりの操縦機器に触れながらMRJのフライトシミュレーションを体験できる。

加えて、大幅な騒音低減と燃費性能を向上した米国プラット・アンド・ホイットニーの新型ジェットエンジンの実物大展示を主翼の下に入り込んで、間近に細部まで観察することが可能。

また、長大スクリーンを使った「イマジネーションシアター」では、空を飛びたいと願う一人の少年の想像を通じて、飛行機の歴史からその先に続く宇宙まで夢と技術の世界を駆け巡りながら、 航空宇宙ゾーン全体の展示内容に期待感を抱いてもらえるイメージ映像を紹介する。タッチパネル操作による「エアクラフトチャレンジ」では、航空機の機体設計、組み立て・整備、分解、工具整理をゲーム感覚で体験できる。

円筒型スクリーンを使って紹介する「フロンティアシアター」では、宇宙開発技術の未来について映像で解説する。ロケットエンジンのコーナーでは、H-IIAとH-IIBロケットに搭載されているLE-7Aエンジンと、その前身であるLE-7の実物を展示する。ロケットの模型展示では、現在開発中のH3ロケットを紹介する。

国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟の実物大模型展示では、スペースデブリ(宇宙のごみ)から実験棟を守る技術について紹介する。内部では、ミッションスペシャリストが行うロボットアーム操作をゲーム感覚で楽しむことができる。

《レスポンス編集部》

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