【ジュネーブモーターショー16】マイバッハ S600 に最強の防弾仕様車

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メルセデス マイバッハS600ガード
メルセデス マイバッハS600ガード 全 5 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツは2月22日、防弾仕様車の『メルセデス マイバッハS600ガード』の概要を明らかにした。実車は3月1日、スイスで開幕するジュネーブモーターショー16で初公開される。

メルセデスベンツは85年以上に渡って、防弾対策などを施したリムジンを製作し、各国元首やVIPに納車してきた実績を持つ。現在では、『Eクラス』、『Mクラス』、『Gクラス』などに防弾仕様車を用意する。その最新作が、今回発表されたメルセデス マイバッハS600ガード。『Sクラス』の上に位置する『メルセデス マイバッハS600』がベース。

見た目は、通常のメルセデス マイバッハS600と変わらない。しかし、その中身にはかなり手が加えられている。ボディパネルは、特殊なスチール素材に変更。ボディパネルと車体構造の間には、特殊なスチール素材を入れて強化した。また、全ての窓ガラスには、特殊ポリカーボネート加工を施した防弾ガラスを導入している。

この結果、メルセデス マイバッハS600ガードは、一般顧客向け乗用車としては初めて、ドイツの防弾性能規格で最高レベルの「VR10」を達成した。

搭載エンジンに変更はない。排気量5980ccのV型12気筒ツインターボエンジンは、最大出力530ps/4900-5300rpm、最大トルク84.6kgm/1900-4000rpmを引き出す。

《森脇稔》

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