F1世界選手権に参戦するスクーデリア・トロ・ロッソは3月1日、2016年型マシン「STR11」の正式カラーリングを発表した。
すでにトロ・ロッソは今季型のマシンを先月22日から始まった第1回目の合同テストでスポンサーロゴ等が一切入っていない「テストカラー」で参加していたが、今回はカラーリングが施された状態で、2回目のテストを前にカタロニア・サーキットのピットレーン上でアンベールのセレモニーが行われた。
基本的には昨年と同じカラーリングだが、スポンサー等の変更により昨年は赤色だったリアウイングが変わっているため、全体的にはレッドブル同様に紺色がベースとなったデザインになっている。
ドライバーは今年もマックス・フェルスタッペンとカルロス・サインツJrの若手コンビ。ただパワーユニットはルノーから(2015スペックの)フェラーリ製に変更となる。ただチーム代表のフランツ・トストは再びフェラーリと仕事ができることを楽しみにしている様子で「(フェラーリ本拠地の)マラネロのみんなと、また仕事ができるのが楽しみだよ。今年再びフェラーリのパワーを手に入れられて喜んでいる」とコメントした。
早速、このカラーリングで1日~4日まで開催される第2回合同テストに参加する予定。初日と3日目をフェルスタッペンが担当し、サインツJrが2日目と4日目をドライブ予定だ。