南海電鉄、加太線で「めでたい」観光列車を運行…4月29日から

鉄道 企業動向
南海「めでたいでんしゃ」のイメージ。4月29日から運行される。
南海「めでたいでんしゃ」のイメージ。4月29日から運行される。 全 3 枚 拡大写真

南海電気鉄道はこのほど、加太線(和歌山市)で観光列車「めでたいでんしゃ」を運行すると発表した。南海電鉄・加太観光協会・磯の浦観光協会の共同プロジェクト「加太さかな線プロジェクト」の一環。4月29日から運行を開始する。

発表によると、7100系電車2両(2両編成1本)の内外装を装飾。外装はピンクをベースとし、「加太の鯛」をイメージしたうろこ柄を表現する。車内は「さかなが車内を泳ぐイメージ」を表現するという。運行区間は加太線を含む和歌山市~加太間を中心に、多奈川線や和歌山港線でも運行される。

加太線は南海本線の紀ノ川駅で分岐し、大阪湾岸の加太港に近い加太駅までを結ぶ9.6kmの鉄道路線。全ての列車が南海本線に乗り入れており、和歌山市駅と加太駅を直通している。

南海は2014年11月、観光協会と共同で「加太さかな線プロジェクト」をスタート。観光看板の設置や前掛けを着用した駅員による出迎えなどを行っており、「『おいしいさかな』をはじめとしたグルメや風光明媚な景色」が魅力的な加太線の情報を発信しているという。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  2. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
  3. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
  4. 「存在感ハンパない」DSの新型フラッグシップ『N°8』が「唯一無二な印象」など話題に
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る