アウディ「2025年にはe-モビリティが販売の20~25%に」…シュタートラー会長

自動車 ビジネス 企業動向
燃料電池コンセプトのアウディ h-トロン クワトロ
燃料電池コンセプトのアウディ h-トロン クワトロ 全 3 枚 拡大写真

アウディのルパート・シュタートラー取締役会会長は3月3日にドイツで開いた年次報告会見で、プラグインハイブリッド車(PHEV)やバッテリー式電気自動車(EV)などのe-モビリティ(電動化車両)が2025年にはブランド全体の20~25%を占めるようになるとの見通しを示した。

シュタートラー会長は「今後PHEVやピュアEVが増えていき、2025年には販売の20~25%を占めるようになるとみている」と述べた。

また「e-モビリティはさらに新しい需要を形成する。我々の課題はこの変革をアクティブに、そして真剣に進めることだ」とする一方で、「ハイブリッド車やPHEVは今後10年以内の過渡的なテクノロジーと考えている。これと並行して2025年までに我々はピュアEVを様々な量産モデルに投入していく」との考えを示した。

さらに「アウディは内燃機関に置き換わる新しいテクノロジーのノウハウを研究する。水素やバッテリー、モーターなどの専門家を積極的に採用し開発を進める。2016年は約1200人の専門家をドイツで採用する。現在、我々の製造部門はe-モビリティの次のステップに向けてスタートできるよう準備を進めている。2018年からブラッセルで最初の量産化EVとなるSUVの生産を開始する。この工場ではバッテリー組み立て工程も持ち、フォルクス・ワーゲン(VW)グループのキープラントになる」とも明かした。

《取材協力》
アウディジャパン

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  2. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. 「まさにアメリカンスポーツの最高到達点」1000馬力越えの『コルベット』にSNSも注目!コスパ最強ハイパーカー誕生か
  5. 背もたれに貼り付いた子どもたちの頭髪に…学術集会で議論された「ジュニアシートの適正使用」【岩貞るみこの人道車医】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る