【ジュネーブモーターショー16】マセラティ初のSUV、レヴァンテ …3.0ツインターボは430馬力

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マセラティ レヴァンテ(ジュネーブモーターショー16)
マセラティ レヴァンテ(ジュネーブモーターショー16) 全 6 枚 拡大写真

イタリアの高級車メーカー、マセラティが3月1日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー16で初公開した新型SUV、『レヴァンテ』。プレスカンファレンスでは、同車のパワートレインが発表された。

レヴァンテは、マセラティの100年以上の歴史において、初のSUV。レヴァンテのデザインは、マセラティブランドとイタリアらしさを明確に表現したもの。フロントマスクは、マセラティ車に共通するアグレッシブなデザイン。フロントフェンダーの3連エアダクトも、マセラティの象徴。

マセラティはジュネーブモーターショー16において、レヴァンテのパワートレインの詳細を発表。欧州市場では、ガソリンとディーゼルが用意される。

ガソリンは、3.0リットルV型6気筒ツインターボで、2種類のチューニングが存在。標準グレードの「レヴァンテ」は、最大出力350hpで、0-100km/h加速6秒、最高速251km/hの性能。高出力版の「レヴァンテS」は、最大出力が430hpに引き上げられ、0-100km/h加速5.2秒、最高速264km/hのパフォーマンスを発揮する。排出ガス性能は、ユーロ6に適合。

トランスミッションは8速AT。「Q4」と呼ばれるインテリジェントな4WDシステムを組み合わせる。車台は、『クアトロポルテ』および『ギブリ』用がベース。サスペンションはフロントがダブルウイッシュボーン、リアがマルチリンク。エアスプリングは5種類の車高が選択可能。前後の重量バランスは50対50と理想的。マセラティは、「クラスで最も重心が低い」と説明している。

《森脇稔》

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