富士重、次世代プラットフォームを初公開…次期 インプレッサ より採用

自動車 ビジネス 企業動向
スバルグローバルプラットフォーム
スバルグローバルプラットフォーム 全 7 枚 拡大写真

富士重工業は3月7日、次世代プラットフォームとして開発を進めている「スバルグローバルプラットフォーム」の概要を公開した。

スバルグローバルプラットフォームは、「水平対向エンジン」「シンメトリカルAWD」「EyeSight(アイサイト)」とともに、次世代のスバル車を構成する基盤技術。車体・シャシー各部剛性の向上や足回り機構の進化、さらなる低重心化を推し進め、性能やスペックの先にある「感性の領域」で、新しい質の高い走りを実現する。具体的には、まっすぐ走れる、不快な振動騒音がない、快適な乗り心地を高次元で実現し、スバルらしい動的質感を徹底的に磨き上げている。

安全面でも、より効率的に衝突時のエネルギー吸収を可能とするフレーム構造や高張力鋼板を採用し、車体強度を向上。衝突エネルギー吸収率を現行車比1.4倍に高めることで、世界最高水準の衝突安全性能を実現する。また将来の電動化への対応も含め、全車種を一つのプラットフォーム設計構想で開発することができ、生産効率も向上。国内2工場および米国工場の各生産ラインがそれぞれ複数車種を生産する「ブリッジ生産」も容易になり、グローバルでの柔軟な生産体制を実現する。

スバルグローバルプラットフォームは、2016年に市場投入する次期『インプレッサ』を皮切りに、今後同社が独自開発するすべてのスバル車に採用する予定だ。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 軽オープンスポーツカー、2代目ダイハツ『コペン』が誕生!!
  2. ランドローバーが『ベイビーディフェンダー』発売ってほんと? これが市販デザインだ!
  3. 「さすが俺達の日産技術陣!」日産の新型EVセダン『N7』にSNS反応、「カッコ良すぎないか」などデザイン評価
  4. ヤマハの125ccスクーター『NMAX 125 Tech MAX』が世界的デザイン賞、ヤマハとしては14年連続受賞
  5. ゴミ回収箱に人が入ることは予見不能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  2. “走る巨大バッテリー”の実力! BEV+家電は悪天候でも快適に遊べる組み合わせだった
  3. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
  4. EVシフトの大減速、COP消滅の危機…2024年を振り返りこの先を考える 【池田直渡の着眼大局】
  5. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
ランキングをもっと見る