中島飛行機のDNAを受け継ぐ、スバルのデザイン

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スバル XV コンセプト
スバル XV コンセプト 全 8 枚 拡大写真

スバルが発表した新デザインフィロソフィー、“DYNAMIC×SOLID”はスバルのDNAに基づいて考えられているという。

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スバルの起源を紐解くと中島飛行機にたどり着く。『隼』や夜間飛行機の『月光』など名機を数多く生み出した。そのDNAを受け継いでいるのがスバルなのだ。「この時代の飛行機にデザイナーはいない。全部エンジニアが一番有効な形、例えば速く飛ぶとか、回頭性がいいとかそういう機能を考え作っており、そこに妥協はない。それでも美しい形になっているので、そこを目指したい」と話すのは、スバル商品企画本部デザイン部部長の石井守氏だ。

そこで、「華美な装備や加飾と呼ばれる、美しく見せるだけのようなものは極力インテリアでは入れたくない」と石井氏。「例えば単に100円のメッキパーツを貼ったというものは駄目だ」という。しかし「我々がその100円のパーツを貼るとするならば、見た人がダイナミックな造形美を感じ、加飾自体がそれを想起させるものになる。それがスバルの持っている意味だと思っている」と話す。

また、「スバルを購入するユーザーは質実剛健。そして合理的な方だと思う。その方々は見る目を持っているので騙せない。そこで、こちらも一生懸命勉強してその方たちに、ああそうだったのか、良いね、その考えは伝わるといってもらえるくらい先を読んで提供したい」と述べる。そして、「そのユーザーに長く使ってもらうことを目指している」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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