【鈴鹿ファン感謝デー16】ジャン・アレジ氏とホンダドライバーが対決…「みんなと走れて楽しい」

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
2016鈴鹿ファン感謝デー
2016鈴鹿ファン感謝デー 全 19 枚 拡大写真

3月12・13日に鈴鹿サーキットで開催された「2016モータースポーツファン感謝デー」にゲスト来場したジャン・アレジ氏。息子との共演以外にも様々な対決に登場し会場を盛り上げた。

2日間ともF1マシンのデモランに注目が集まったが、この他にも「CR-Zドリームレース」と「Hondaスポーツタイムハンデマッチ」に登場。国内で活躍するホンダのドライバーに加え、今季からスーパーフォーミュラに参戦するストフェル・バンドーンも参戦。さらに1990年にはティレルでチームメイトだった中嶋悟氏とガンチコ勝負。もちろん、デモレースではあるのだが、いざステアリングを握ってスタートすると何が何でも負けたくないようで、本番のレース同様のアグレッシブなラインで走行。ちょうどCR-Z10リッターチャレンジのマシンを使用したレースでは赤色の車両に乗っていたこともあり、各ドライバーとも警戒している様子だった。

さらにHondaスポーツタイムハンデマッチでは、ホンダ『S660』に乗車。45秒後方からスタートする新型『NSX』から何としても逃げ切るため、F1時代を思い出させるようなコース幅いっぱいまで攻め込む走りを披露。これに後方から追いかけた他のドライバーは「ジャンさんがコーナーをインカット気味に行くから砂利がコースにばら撒かれていてビックリした」「かなり本気でラインをブロックしてくるから大変だった」と、デモレースながら、その本気ぶりに驚く声も。

特に2日目の対決では、日立オートモティブシステムズシケインを豪快にショートカット。最終的に山本が駆る『NSX』から逃げ切りトップチェッカーを受けた。しかし、結果はもちろん失格。それでも、ジャン氏は今のドライバーたちとの勝負を心から楽しんでいた様子で「今は機会がないから、こうしてみんなと本気で走ることはなかなかないし、こういうところでしかレースができないから楽しかったよ」と嬉しそうにコメント。2日間とも会場全体を沸かせてくれた。

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る