【バンコクモーターショー16】GM、シボレー トレイルブレイザー プレミア を世界初披露

自動車 ニューモデル モーターショー
ヘッドランプ周りをフェイスリフトすることで全体にスクエア感が増した「トレイルブレイザー・プレミア」
ヘッドランプ周りをフェイスリフトすることで全体にスクエア感が増した「トレイルブレイザー・プレミア」 全 11 枚 拡大写真
米GMは、3月23日、バンコクモーターショー16において、シボレーブランドのSUV「トレイルブレイザー」のハイエンドグレードモデル『トレイルブレイザー プレミア』をワールドプレミアした。

トレイルブレイザーはGMシボレーブランドの中型SUVで、初代モデルは2008年まで日本でも販売されていたが、2012年に2世代目がこのバンコクモーターショーで登場して以来、販売の中心を中東やタイに特化。このエリアでの人気は根強く、その流れを受けて上位グレードとしてトレイルブレイザー プレミアを再びバンコクモーターショーで初披露した。

トレイルブレイザー プレミアは、車名が表すとおり、内外装の装備を充実させると同時にフロントグリル周辺を中心にプレミアム感を演出する新たなデザインが与えられている。フロントには丸いフォグランプとLEDヘッドランプを装着し、リアに回ると新意匠のテールランプが新鮮さを醸し出す。左右に組み付けられたステップは、周囲をクロームで囲いながら滑りにくさにも配慮。グレーカラー マルチスポーク22インチホイールやリアスポイラーを組み合わせ、スポーティさにも磨きをかけている。

インテリアはプレミアムSUVらしい豪華さにあふれている。新感覚のフローティングデザインを採用したウォーターフォール手法によりプレミアム感を効果的に演出。ダッシュボード内には8インチモニターを配して周囲をクロムメッキで囲む。ここに内蔵されるインフォテイメント システムは最近のGM車の流れを受けた「MyLink」を採用。もちろんApple CarPlayにも対応した。

出展された車両はほぼ量産車に近いということだが、搭載エンジンや価格については明らかにされなかった。ただ、現行車の上位エンジン2.8リットル4気筒エンジンを引き継ぐ可能性が高いと見られている。ミッションも現行車と同様、6速ATと6速MTが組み合わされ、2WD/4WDも選べる可能性が高い。ちなみに、現行トレイルブレイザーの最上位モデル「LTZ1」はタイで生産されており、価格は147万9000バーツ(約475万円)だ。

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  3. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  4. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
  5. ホンダ『プレリュード』新型、気になるライバルたち
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る