EVスポーツカー トミーカイラZZ のレンタル「新しモノ好きに」

自動車 ビジネス 国内マーケット
トミーカイラZZ
トミーカイラZZ 全 8 枚 拡大写真
タイムズモビリティネットワークスは、4月1日より、Service XにおいてEVスポーツカーの『トミーカイラZZ』を導入する。

Service Xは、ポルシェやロータスなどの“憧れの名車”を1時間2700円から借りられるレンタカーサービスだ。同社執行役員モビリティ革新本部本部長の秋田剛児さんは、「Service Xはクルマがものすごく好きだという人たちに向けてのサービスとして運営している」と話す。一方で、「新しモノ好きや、クルマにはあまり興味がないというユーザーはなかなかこのサービスを利用していない」と述べる。

そこで、トミーカイラZZというクルマを導入することにより、「日本のEVスポーツカーなので、新しモノ好きの方たちが、日本でもこういうクルマを作っているのなら乗ってみたいと、新たなターゲットとして入ってくるのでは」と期待を語る。つまり、Service Xの顧客層拡大が狙いで、その結果から「また新しいビジネスが見えてくるのではないかなと考えている」と秋田さん。

現在Service Xの稼働状況は、「かなり人気を博してきており、ポルシェでは平日でもなかなか予約が取りにくい状況だ。マニュアル車のロータスなどであれば、比較的(予約は)取りやすくはあるが、それでも休日はかなり埋まっている」と好調さをアピール。そして、トミーカイラZZはEVなので短時間貸し出しではあるものの、「高い稼働率を期待しており、多くのユーザーに乗ってもらえるのではないかと思っている」とした。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産の商用車200台超、英国ホテルチェーン大手が導入へ…価格や性能が決め手に
  2. AE86レビン・トレノ、エンジン部品を復刻生産へ…トヨタGRヘリテージパーツプロジェクト
  3. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  4. 『GRスープラ』の後ろ姿が劇的に変わる! LEDテールランプ「Laser Style」が発売
  5. 「ランクル250の対抗馬?」三菱の次期『パジェロスポーツ』は日本市場復活なるか、SNSでは期待の声続々
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る