【鈴鹿8耐】カワサキワークスのTeamGREENにレオン・ハスラム加入、必勝体制で臨む

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
今年は必勝体制で臨むTeamGREEN
今年は必勝体制で臨むTeamGREEN 全 6 枚 拡大写真

7月28~31日に鈴鹿サーキットで開催される「2016“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第39回大会」(鈴鹿8耐)に、同レースで優勝経験のあるレオン・ハスラムがカワサキのTeamGREENから参戦することが明らかになった。

25日、東京モーターサイクルショー16の会場内で行われた記者発表会にチームの代表として釈迦堂利郎監督とエースライダーの渡辺一樹が登場。まず釈迦堂監督から「今日から」という最新情報付きで、ハスラムとの契約を鈴鹿8耐終了まで結んだ、と発表された。これには会場につめかけたファンからも驚きの声が上がり、今年一番のサプライズ発表となった。もちろん本番までに行われるテスト等にも参加予定とのこと。「テストやその他をはじめ、8耐終了まで頑張ってくれると思います」と語った。

ハスラムは2013年と2014年にMuSASHi RT HARC PROから高橋巧、マイケル・ファン・デル・マークと組んで参戦し連覇を成し遂げた。この他にも昨年はワールドスーパーバイクではアプリリアから参戦しランキング4位。今年はブリティッシュ・スーパーバイクにカワサキから参戦するなど、レース経験豊富なライダー。チームにとっては大きな力となってくれるだろう。

また今年のレースについて釈迦堂監督は「1年目は見よう見まねの8耐だったけど、昨年は予選までは上手くいった。でも決勝が悔しい内容になってしまいました。ハスラムはブリティッシュ・スーパー・バイクでカワサキのマシンに乗っていて、慣れた状態で鈴鹿に来てくれると思います」と、悲願の鈴鹿8耐制覇に自信をみせる。

また今年は新型の『ZX-10R』で参戦することも注目点の一つ。ワールドスーパーバイクでも連戦連勝と絶好調だ。チームのエースとして戦う渡辺一樹は「ニューマシンの実力はWSBでも証明されていますし、全日本も4月24日に開幕するので、そこで勝って鈴鹿8耐につなげていきたいですね」と意気込みを語った。

昨年は、新型マシン投入に全日本王者とMotoGPライダー2人起用という必勝体制で臨んだヤマハが栄冠をつかんだ。もちろん今年も優勝候補の筆頭にヤマハが挙げられているが、その最有力のライバルになりうるのは、このTeamGREENかもしれない。

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  2. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  3. 1回あたり300円、10分で施工できる凄技コーティング、洗車機との相性も抜群『CCウォーターゴールド』が選ばれる理由PR
  4. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  5. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  6. アルファロメオ『ステルヴィオ』後継モデルは、大容量バッテリー搭載で航続700km実現か
  7. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  8. 「ホンモノのGT」が日常を小冒険に変える…マセラティの新型『グラントゥーリズモ』が誘う世界とはPR
  9. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  10. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
ランキングをもっと見る