アウディ ジャパン、サブブランド「Audi Sport」導入を発表…Audi Sport Storeも展開

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アウディ ジャパンの斎藤社長(左はquattro GmbHのA.ワトキンス氏)。
アウディ ジャパンの斎藤社長(左はquattro GmbHのA.ワトキンス氏)。 全 8 枚 拡大写真

26日、アウディ ジャパンは富士スピードウェイにてサブブランド「Audi Sport」(アウディ スポーツ)の導入を発表。アウディの重要なブランド要素であるスポーツイメージのさらなる訴求を図っていく。

新型のGT3レーサー「アウディR8 LMS」を使ってGT300クラスに参戦しているチームもある「SUPER GTシリーズ」の公式テスト開催中の富士スピードウェイ。アウディ ジャパンは今季GT300参戦チームの体制発表、そしてロードカーの新型アウディ『R8』の国内発表と同時に、サブブランド「Audi Sport」の導入についても発表した。

アウディ ジャパン代表取締役社長の斎藤徹氏は、導入意図を次のように語る。

「欧州においてはモータースポーツが文化、ライフスタイル的な定着をしており、アウディは人々がそれをより身近に楽しむためのリーダー的役割を担ってきました。日本市場においてもAudi Sportをサブブランドとして立ち上げ、アウディの重要なブランド要素であるスポーツイメージを訴求し、お客さまとのさらなる絆づくりをしていきたいと思います」。

Audi Sport(1980年設立)の近年の活動は、WECやDTMといったワークス参戦モータースポーツとR8 LMS供給によるGTレースでのカスタマーレーシングが中核。さらにロードカーのR8やRSモデルの販売、そしてAudi Sportブランドのグッズ開発に販売といったところへ(日本でも)活動領域を広げていく。

店舗の一部には「Audi Sport Store」(アウディ スポーツ ストア)が展開される。専任スタッフも配されるここを起点に、「Audi Sport Collection」等の販売やモータースポーツを中心とした情報発信が実施されていく予定だ。Audi Sport Storeはアウディみなとみらい店を皮切りに、今年度内に24店舗がオープン(予定)。

Audi Sportの国内立ち上げ初年度となる2016年は、フルモデルチェンジしたR8を販売するとともに、RSモデルのパフォーマンスをさらに向上させた「RS Performance」を導入。また、R8やRSモデルの性能を存分に体験できる「Audi Sport driving experience プロブラム」の実施や、ドイツのAUDI AGが開催する「Audi driving experience プログラム」への優先案内、日本国内のリゾート地等での「Audi Sport model テストドライブイベント」の開催も予定されている。

斎藤社長は「モータースポーツファンのみなさんとアウディとの接点を強化して、アウディのモダンプレステージイメージとスポーツイメージをさらに高めていきたい」と語り、Audi Sportによる新たな事業展開への期待感を強調している。

《遠藤俊幸》

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