【ロールスロイス ドーン】日本市場の新しい夜明けを象徴する存在

自動車 ビジネス 国内マーケット
ロールスロイス ドーン
ロールスロイス ドーン 全 8 枚 拡大写真
ロールスロイスにとって、中国を除くと日本市場はアジア最大のマーケットだという。

そう話すのは、ロールス・ロイス・モーター・カーズ アジア太平洋リージョナル・ディレクターのポール・ハリス氏だ。2012年に90台だった台数は、2015年には156台(JAIA調べ)と確実に成長。「『ドーン』によってまた新たな展開が迎えられるととても期待をしている」と述べる。

また、6月に名古屋にロールスロイス専門のディーラーがオープンする。ハリス氏は「名古屋は、トヨタに大きくサポートされているが、いままさに経済の再生、ルネッサンスの真っただ中にある都市だ」と話す。

更に、福岡に新しい店舗の展開も予定されている。「複数件、ビジネスの話をもらっており、こういった形で投資家がロールスロイスに興味を示すのは、過去6年を振り返って、日本だけではなくアジア全体でも初めてのことだ」とし、「プライベートの投資家の関心が、日本の安定した成長の中で得られるのは、ロールスロイスにとってとても重要な展開だ」と評価。

そして、「ドーンがロールスロイスにとって新しいチャンスであると同時に、今後日本がいままで達成してきたような力強い安定した成長を継続していくことが重要だ。まさにドーン、夜明けが新しい時代の幕開けであるということを強く願っている」と語った。 

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【ジープ レネゲード eハイブリッド 新型試乗】レネゲード、ここにいよいよ極まれり…島崎七生人
  2. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  3. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  4. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  5. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る