ダイハツ工業は3月31日、『ムーヴ』などのパーキングブレーキに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのはダイハツ『ムーヴ』とスバル『ステラ』の2車種で、2015年4月22日~5月19日に製造された4673台。
足踏み式パーキングブレーキにて、ブラケットの製造が不適切なため、ブラケットとポールとの隙間が狭いものがある。そのため、駐車ブレーキ操作時にブラケットとポールの抵抗が大きくなり、最悪の場合、パーキングブレーキを保持できなくなるおそれがある。
改善措置として、全車両、駐車ブレーキペダルの製造番号を確認し、該当する車両は当該ペダルを良品と交換する。
不具合は5件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。